【読んで考える】十三歳からのアート思考|アートの捉え方を教えてくれる本

学びの本

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「アートって結局何がすごいの?」「美術館に行っても、何を見ればいいのかわからない。」そんな人にこそ読んでほしい一冊です。
アートの見方が少し変わり、美術館へ行くのがもっと楽しくなります。

タイトル「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
著者末永 幸歩
出版社ダイヤモンド社

読み始めた理由

夫が5年ほど前にネットで見つけて購入した本。絵にあまり興味が無いと思っていた夫が購入したアートの本ということで気になり読みました。

概要

13歳頃になると、小学校の「図工」は中学校で「美術」という教科になります。すると、作品を見たり作ったりするだけでなく、「知識」や「技能」が重要視されるようになります。本書は、そうした学びだけでは見えにくい「アートを自分の頭で考えて楽しむ面白さ」を教えてくれる一冊です。
6つの作品を通して、「正解を探す」のではなく、「自分ならどう感じるか」を考える力を育ててくれます。
アートはもっと想像力を働かせることで楽しめるーそんな事を教えてくれる本です。

こんな人におすすめ

  • 美術に苦手意識を持っている中学生
  • アートってよくわからない、どうして評価されているの?と思っている人
  • 美術館に行って絵を観るのは好きだけど、もっと深く楽しみたい人
  • 子どもに美術に対する苦手意識を持ってほしくない人
  • 大人になって、アートって何?と感じた人

ネタバレ無し感想

この本を読むことで、美術という教科が得意になる(技術・知識が身につく)という訳では無いと思います。だけど、美術という授業がなぜあるのか。授業で教わる知識の背景はどんな事だろうと思いを馳せることができ、授業そのものが、これまでより楽しく感じられるのでは、と思います。
子どもだけでなく私も、美術館にいくのは嫌いではありませんでしたが、「有名な絵を見て楽しむ」くらいの立場でした。この本を読むことで、「この作品は何を表現したかったのだろう」「私はどう感じるのだろう」と、自分なりの視点で作品を見る楽しさを知ることができました。
購入した夫自身も、アートとの向き合い方を考えさせられたようです。

ここから先は本の内容に触れながら、私自身が考えたことを書いていきます。

ネタバレ感想

ここから先は作品内容に触れています。未読の方はご注意ください。

この本の中で書かれているのは、「絵画について」ではありません。アートについてです。20世紀の厳選された6つのアートを通して、考えたり、解説を読んだりします。読みながら、「アーティストもこんなに自由に考えているのだから、受け手である私たちも、もっと自由に感じていいのだな」と気付かされました。美術館にいくだけでなく、街なかのアート作品を見て、「私は」こう感じるとおもえるようになれる本です。
実は、わが家の子どもたち、二人ともこの本を読めていません。各章ごとに出てくる課題があるのですが、1つ目の章の課題で躓いています。別にハードルの高い課題ではないのですが、「自画像を描く(レベル感は問われていない)」という点で抵抗感があるようです。課題をこなさずにページをめくるのがいやで読み進められていません。
この先へ読み進めれば、もっとアートを楽しめるようになると思うので、親としては少しもったいなく感じています。
美術館に行った時に、絵やアートの楽しみ方を伝えたりしますが、早く読んでほしいなと思っています。

我が家での様子

長女
長女

自画像は恥ずかしい。

~数か月後~

次女
次女

(課題をこなさないと)ページがめくれない。

〜1年後〜

母

と、言うわけで、まだ子どもたちこの本読めていないのよ。

父

本なんだから、課題とか考えてないで読めばいいのに!!

「アートには正解がない。」
この本を読んでから、作品を見るたびに「作者は何を伝えたかったのだろう。」と考えるだけでなく「私はどう感じたのだろう。」と、自分自身に問いかけるようになりました。
絵が好きな人はもちろん、「アートって難しい」と感じている人ほど、新しい見方を与えてくれる一冊だと思います。

コメント

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